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2009年 11月 29日
野球写真撮影について(13):本塁クロスプレーの撮影-2
前回に引き続き、本塁クロスプレーの撮影についてです。

以前も書いたのだが、私の撮り方はどこかのポジションだけを集中して撮ることが少なく、打者を撮って打球を追い、守備機会を撮影するようにしている。
走者がいて本塁突入が予想される時には、打者→守備→走者とすべて撮影しようとするので、瞬間的に判断してレンズを振り、撮影することになる。
たとえば、一死三塁で外野に飛距離十分のフライがあがった場面であれば、犠牲フライによる本塁クロスプレーが予想される。
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    ※クリックで拡大表示できます。
    平成21年度秋季京都府大会  立命館宇治 vs 桂 2009.9.20撮影(EOS-1D MarkIII + EF300mm F2.8L IS USM)

打者を撮影しやすいように、AFポイントは中央ではなく中央左上の1点を指定(赤く表示された□部)した以外、AFフレームの領域拡大などのカスタマイズ設定は前回と同様だ。
打球がどこに飛び、どんなプレーが展開するかわからない以上は、すべての撮影を行いたいと思ってしまう。
だからパッパッとレンズを振るので、短時間でしっかり走者にピントを合わせないとピンボケ写真を量産するだけになってしまう。
なお、最後のほうで主審に遮られて被写体を外してしまうのはいかんともしがたいところ…。


引き続いてここに掲載したのは、一塁側内野席からの撮影で、三塁を蹴って本塁へと突入する走者を追った一連の写真での失敗例。
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    ※クリックで拡大表示できます。
    第91回全国高等学校野球選手権京都大会  北桑田 vs 日吉ケ丘 2009.7.16撮影(EOS-1D MarkIII + EF300mm F2.8L IS USM)

この事例でも、AFポイントは中央ではなく中央左上の1点を指定(赤く表示された□部)している。
1~3コマ目では走者を捕捉しているが、4コマ目で走者のピントがかなり甘くなり、5コマ目以降は完全にロストしている。
走者がスライディングをするから姿勢が低くなり、ロストしやすくなるという当たり前のことに私が追従できていない。
なお、11コマ目でピントが復旧しているのは、AFポイントに捕手を捉えたからだ。
動きから見て7~8コマ目が走者の表情を撮らなければならなかったシーンと思えるのだが、完全に失敗している。
ピントを大きく外しているにもかかわらずシャッターボタンを押し続けると、単なるピンボケ写真を量産してしまう典型例だ。
肝心のクロスプレーでロストしたことで判断が乱れてしまい、シャッターボタンから指を離して再フォーカスすることが頭から消えてしまっていたようだ。
撮影する側にとっても最も緊張するシーンであるクロスプレーだからこそ、ミスショットを減らせるように&瞬時の対応ができるように、冷静に撮影しなければいけなかったと思う。

今振り返ってみると、ピントを外したショットでは、被写体の追い方が中央に走者を捉えようとしているように思える(AFポイントを中央左上に指定しているのに)。
仮にAFポイントを中央1点に指定していれば、大半のショットは(AF領域拡大も含めれば)走者の姿を捉えていたと思われるので、ミスショットの割合は大きく減っていただろう。
本塁クロスプレー(=スライディング)が想定される場面では、中央1点のAF指定とするのが私には無難な設定と言えそうだ。
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by photomoments | 2009-11-29 21:29 | 野球写真撮影 | Comments(2)
2009年 11月 23日
野球写真撮影について(12):本塁クロスプレーの撮影-1
ここのところ野球関係の記事がなかったので、久しぶりの野球記事として、本塁クロスプレーの撮影についてアップします。

私が使っているEOS-1D MarkIII(1D3)は動体撮影能力に優れた機種で、秒あたりのコマ数の多さや追尾能力の高さに随分助けられている。
そんなカメラなのに、きちんと撮れる確率が低いのが、走者が本塁を目指して走ってくる本塁クロスプレー。

もちろん「クロスプレー」だから、捕手や主審、ときには次打席の打者までもがフレームに入ってきて走者と交錯するので、そもそもが撮影しづらい条件だ。
改めて写真をいくつか見直してみて、走者の手前に捕手等が入ってしまい、被写体(この場合走者)を遮られてピントを外すシーンが非常に多かった。
たとえば…

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    ※クリックで拡大表示できます。
    平成20年度秋季京都府大会  京都両洋 vs 京都学園 2008.9.20撮影(EOS-1D MarkIII + EF300mm F2.8L IS USM)

このときには、オートフォーカスは中央1点を任意選択し(赤く表示されている部分)、被写体である走者を捕捉しているが、
5コマ目のカットで、カバーに入った投手に被写体を遮られている。
5コマ目・6コマ目はそれでも被写体にピントを合わせているが、7コマ目で投手にピントを持っていかれた。
撮影時の状況は覚えていないが、7~8コマ間の走者の動きが大きく遷移していることから、8コマ目は一度シャッターボタンから指を離し、再度フォーカスし直したのだと思う。
再フォーカスする判断で、8コマ目以降のクロスプレーを撮り逃さずに済んだといえる。
カメラだけを信じて撮影することも危険だが、クロスプレーは撮っている側も緊張したり興奮したりするシーンなので(僅差で終盤だったらなおさら)、
ピントが外れていてもシャッターボタンをそのまま押しっぱなしで、ピンボケ写真を量産することも…。

1D3には、クロスプレーのような撮りにくいシーンでの撮影をアシストするカスタマイズ項目が用意されている。
たとえば、動体撮影用のモードであるAIサーボ時の被写体追従敏感度の調整であり、オートフォーカスポイントを任意選択した時のAFフレーム領域の拡大であり、AIサーボ時の測距点選択特性などだ。
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簡単に言えば、被写体追従敏感度は「遅い」方に設定すれば、本来の被写体を遮るものを「障害物」と見なし、できるだけ無視しようとしてくれる。
AFフレームの領域拡大は、撮影者が任意で選択したAFポイントの周囲のポイントも活用してピントを合わせる機能だ。
測距点選択特性は「測距連続性優先」にすれば、従前からの被写体を優先し、手前に入った物を障害物として無視しようとする。

上に示した事例で、5コマ目・6コマ目で手前の投手にAFポイントを遮られたにもかかわらず、ピント自体は奥の走者に合焦したままなのは、
カスタマイズ設定を、被写体追従敏感度を遅くし、AFフレームを周囲1領域分のアシストを有効にして、測距点選択特性を測距連続性優先にしていたことで、
手前に入った投手を障害物と見なしてくれたからといえそうだ。
(7コマ目も粘り強く走者に食らいついてくれていたら…と思うのは欲張りだろうか?)


私の以前のメイン機種 EOS 30Dにはこれらのカスタマイズ項目が用意されていないので、こうしたシーンでは即座に投手にピントを合わせてしまっていた。
これはいい!と思った写真の、単体での出来栄えを比較すれば、プロユースの1D3も中級機の30Dも大きな差はないと思っているのだが、
そのための歩留まり、言い換えれば、撮り逃してしまう確率は、両者の間に大きな違いがあると思うし、そこに1D系の価値があると考えている。

今秋登場したEOS 7Dでは、これまで1D系にしか搭載されていなかった被写体追従敏感度・AFフレーム領域拡大・測距点選択特性の設定ができるようになったとのことだから、
スポーツを撮影するアマチュアカメラマンには朗報だと感じるし、1D系に迫る魅力ある機種だと思う。
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by photomoments | 2009-11-23 00:06 | 野球写真撮影 | Comments(2)
2009年 11月 22日
京都大原散策-2 寂光院その他
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  音無しの滝の途中で見かけた紅葉。
  まっすぐ高く伸びる2本の杉の幹の間に見えた木々の枝ぶりと紅葉が影絵のようで見事だった。
  (EOS-1D MarkIII + EF70-200mm F4L IS USM)

大原で最後に訪れたのは寂光院。
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  寂光院の雰囲気を撮るには人が写っていない方がいいと思ったので、石段を上り下りする人波が絶えるまで、しばらく待って撮影した。
  (EOS-1D MarkIII + EF70-200mm F4L IS USM)

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  (EOS-1D MarkIII + EF50mm F1.4 USM)

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  (EOS-1D MarkIII + EF70-200mm F4L IS USM)

平清盛の娘 徳子が平家滅亡後隠棲した寺院という認識はあったのだが、2000年に不審火(放火?)で本堂が失われたことは(不覚にも)記憶から消えていた。

大原で見つけた秋模様から何枚か。
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  (EOS-1D MarkIII + EF70-200mm F4L IS USM)

最後に、遅めの昼ごはんを…。
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  雲井茶屋というところで味噌鍋をいただきました。
  食卓の撮影をするには焦点距離50mmではいささか持て余し気味…。やはり食べ物撮りには35mmくらいがちょうどいいのかも。
  (EOS-1D MarkIII + EF50mm F1.4 USM)
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by photomoments | 2009-11-22 14:23 | 建物・街・風景 | Comments(2)
2009年 11月 21日
京都大原散策-1 三千院
16日(月)、休暇をとって京都の大原に初めて行ってみた。
私は大原と言われてもピンとこなかったのだが、妻は修学旅行で行った地でもあり、行ってみたいとのことだったので、今回の散策となった次第。
ネットで調べると、休日に大原に行くのは道路渋滞も大変そうだし、バスも並んで待つような状態が予想されたので、平日に行くことにした。

三千院は、♪京都~大原三千院~♪ の歌から、鄙びた風情の小規模な寺院だと勝手にイメージしていた私の予想を裏切る大きな敷地だった。
もちろん平日なのに大勢の参拝者が訪れていた。
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  (EOS-1D MarkIII + EF17-40mm F4L USM)
  これは三千院に立ち寄る前に音無の滝に向かった際に撮影した朱雀門。このあたりは足を延ばす人も少なく、閑静な雰囲気。

よく写真で見る往生極楽院や有清園の写真を撮りたかったのだが、かなりの人出だから到底無理だなぁ と思ったが、
しばらく待つと運良く人の流れが少なくなったので、ファインダー内の人が杉の木に隠れたところを見計らって、左右二つの幹をフレームに見立てた構図で撮影。
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  (EOS-1D MarkIII + EF50mm F1.4 USM)

三千院は女性に人気がある(んですよね、きっと…)のがよくわかる。
敷地内に林立する杉の木が庭や石段に優先するような作られ方には、通常の寺院の伽藍配置とは一線を画す奔放さを感じるし、
往生極楽院の先、苔むした庭にいるわらべ地蔵なんて、寺院の厳格さを問題にしていないような表情で三千院の親近感を醸している。
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  (EOS-1D MarkIII + EF70-200mm F4L IS USM)

わらべ地蔵の存在は事前に把握していたのだが、大きな石仏(売炭翁石仏)の近くに身の丈20cmもない小さなお地蔵さんがいるのは知らなかった。
その表情は、なんとも愛らしい。
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  (EOS-1D MarkIII + EF70-200mm F4L IS USM)

秋の気配に溢れるこの季節だが、杉の緑は鮮やかだから、両者を同じフレームにおさめてみた。
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  (EOS-1D MarkIII + EF70-200mm F4L IS USM)

庭の椿が季節を先取りするかのように蕾の準備を整えているのにも趣を感じた。
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  (EOS-1D MarkIII + EF100mm F2.8 Macro USM)

寺を後にする道すがら、円融房(写経場)の火灯窓越しにみた庭園の様子が印象深くて撮影。
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  (EOS-1D MarkIII + EF70-200mm F4L IS USM)
撮影していたときには気づかなかったが、火灯窓の全体を捉えてない(上部が切れている)ことや、
石灯籠が桟に重なって姿がわかりにくい点などが失敗だった。

うーん、しっかり見ているようで見えてないですね…。
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by photomoments | 2009-11-21 17:42 | 建物・街・風景 | Comments(0)
2009年 11月 18日
姫路城
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先週の日曜日、姫路城の撮影に行った。
薬師寺と同様、姫路城も平成26年度まで保存修理に入ってしまうので、今のうちに撮影に行くべきだと思った。
重くて面倒なので、これまで行楽地に三脚を持ち出したことはなかったが、今回は夜景写真を撮るつもりで三脚を持って出かけた。

姫路城もこれまでに何度か訪れているので、自分でも撮影するポイントが大体決まっているし、結局それは一般的な写真になってしまう。
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いろいろな場所からたくさん写真を撮ったものの、あまり代わり映えしないというのが正直な印象…。

なので天守内では、自分が今まで撮っていない写真を撮ろうと思った。
当然、採光条件が不十分な中での撮影となるから、ISO感度は2000くらいに上げ、レンズも明るい50mmF1.4を使って撮影した。
高感度撮影なので、PCモニターで等倍表示すると粗い写真だが、ブログ掲載用にリサイズして使う分にはほとんどわからないレベルだと思う。
単焦点だから画角も限定されるが、フレーム内にどう収めるかを意識して撮影するのも撮り甲斐があって楽しい。

混みあう天守内だったが、人がいなくなった一瞬を狙って撮影した1枚。
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デジタル一眼レフを使うまでは、武具掛けなどを撮影することは思いもしなかっただろう(暗いから、そもそも撮影自体しなかったはずだ)。
薄暗い天守内の雰囲気と、レンズを絞り開放に近い状態で撮影したことによる前後のボケもよく出たと思う。
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うまく撮りきれなかったが、武具掛けに掛けられた鉄砲の鈍い光が、元来この建物が戦闘施設であったことを物語っていた。
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夕方になると、三脚を使って夜景撮影をするために周辺をあちこち移動。
日没後に三脚を抱えて移動しながら撮影するのって怪しい?とか思いながらの撮影だった。
城の北側、姫路公園内にある県立歴史博物館のカーテンウォールに映り込んだ天守を撮ってみた。
誘導灯がなければ狙い通りだったが…。
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陸軍の施設を転用した赤レンガ造の市立美術館を前景に。
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夜景写真はモニター画面を見ながらのライブビュー撮影で行った。
私のカメラ(EOS-1D MarkIII)はライブビュー撮影時にはオートフォーカスが効かないので、マニュアルフォーカスでの撮影となるのだが、
5倍・10倍の拡大表示でピントチェックして撮影すれば、ピントについてはまったく問題のない写真が撮影できるのがありがたい。
暗い中でのオートフォーカス性能は日中撮影に比べてかなり劣るし、ファインダーを覗いてマニュアルでピント合わせをするのも心許ないので…。

最後に、場内の桜の葉を撮った1枚。
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色づき始めた2つの葉が重なり合い、影がまた葉の形を作った偶然の作為が面白かった。
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by photomoments | 2009-11-18 07:08 | 建物・街・風景 | Comments(13)
2009年 11月 12日
奈良(京都)散策-3 浄瑠璃寺
一連の奈良散策で最も見たかった場所は浄瑠璃寺だった。

これまでにも2度ほど足を運んだ浄瑠璃寺の存在を初めて知ったのは、学生時代、国語の教科書で堀辰雄の「浄瑠璃寺の春」を読んだときだ。
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  ちょっと子供じみているかもしれないが、浄瑠璃寺に行く時は必ずこの文庫本を持って行き、道中で「浄瑠璃寺の春」を読むことにしている。
  文章の中の世界と目の前の光景を重ね合わせることができるから。
  (EOS-1D MarkIII + EF50mm F1.4 USM)

  この春、僕はまえから一種の憧れをもっていた馬酔木(あしび)の花を大和路のいたるところで見ることができた。
  なかでも一番印象ぶかかったのは、奈良へ着いたすぐそのあくる朝、途中の山道に咲いていた蒲公英(たんぽぽ)や薺(なずな)のような花にもひとりでに目がとまって、
  なんとなく懐かしいような旅人らしい気分で、二時間あまりも歩きつづけたのち、漸(よおや)っとたどりついた浄瑠璃寺の小さな門のかたわらに、
  丁度いまをさかりと咲いていた一本の馬酔木をふと見いだしたときだった。


で始まる、堀辰雄の特徴でもある長々とした文章に当時はほとほと嫌気がさしたものだが、以後も折に触れてこの随筆が思い出され、文庫本を買い、
遂には一度見てみたいと思うようになったのだった。

今年もちょうど紅葉が始まる頃と思い、どうしても行ってみたくなった。
近鉄奈良駅からバスに乗り、門前に到着したのが昼過ぎだったので、まずは絶対に訪れておきたかった吉祥庵で昼食を摂った。
吉祥庵は蕎麦屋さんなのだが、ご主人の本業は陶芸家だそうです。
シンプルな蕎麦がなかなか美味(量は少なめだが)。
ご主人の美学が内外に漂っているところも魅力的だ。
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  (EOS-1D MarkIII + EF50mm F1.4 USM)

休日に訪れたこともあって、駐車場はほぼいっぱいの人出(これまでは平日に来ていたのでほとんど人がいなかった)。
それでも他の行楽地と比べたらずっと人は少なく、落ち着いて過ごすことができる場所だ。
おそらくこのあたりの雰囲気は、堀辰雄が訪れた戦時中の頃とあまり変わっていないのだろう。

浄瑠璃寺の山門はとても小さい。国宝の仏像や建物がある寺の山門とは思えないほどに自然体だ。
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  (EOS-1D MarkIII + EF70-200mm F4L IS USM)

伽藍の西側にある、国宝の九体阿弥陀仏をおさめた国宝の本堂(九体阿弥陀堂)。
平安時代の浄土信仰が盛んだった頃に各所で建立されたという九体阿弥陀堂だが、現存するのは浄瑠璃寺だけとのこと。
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  (EOS-1D MarkIII + EF50mm F1.4 USM)

伽藍の中央にある池は、浄土式庭園の特徴。
池を中心に、三重塔のある東側が此岸(しがん、現世)、本堂のある西側が西方極楽浄土のある彼岸。
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  (EOS-1D MarkIII + EF50mm F1.4 USM)

伽藍東側にある三重塔から、本堂の瓦屋根と紅葉を望遠で狙ってみた。
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  (EOS-1D MarkIII + EF70-200mm F4L IS USM)

本堂の前から池越しに、東側の三重塔を見る。
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  (EOS-1D MarkIII + EF70-200mm F4L IS USM)

山に抱かれるように立つ小さな三重塔は、この寺らしい佇まい。
内部に安置されている薬師如来像はアライグマの被害に遭い、修復のために「ご不在」だった。
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  二時間ほど滞在していると、青空をようやく見ることができたのだが、太陽光が強くて三重塔の朱色が映えない…。
  フィルターを使うなりして太陽光をコントロールする必要があったと思いますね。
  (EOS-1D MarkIII + EF50mm F1.4 USM)

紅葉の最盛期も見ごろだろうが、紅葉が始まる時期も美しいと思った。
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  (EOS-1D MarkIII + EF70-200mm F4L IS USM)

でも、きれいな緑色のままのモミジも、朱塗りの三重塔とのコントラストが美しかった。
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  (EOS-1D MarkIII + EF17-40mm F4L USM)

本坊の近くの柿の木にはたくさんの柿が実をつけていた。

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  「ずいぶん大きな柿の木ね。」妻の声がする。
  「ほんまにええ柿の木やろ。」少女の返事はいかにも得意そうだ。
  「何本あるのかしら?一本、二本、三本…」
  「全部で七本だす。七本だすが、沢山に成りまっせ。九体寺の柿やいうてな、それを目あてに、人はんが大ぜいハイキングに来やはります。
  あてが一人で捥いで上げるのだすがなあ、そのときのせわしい事やったらおまへんなあ」

  と、堀が記した柿の木はこれだろうか?
  (EOS-1D MarkIII + EF17-40mm F4L USM)

寺のいたるところに猫がいた。飼い猫か野良かはわからないが、そんな様子もこの寺らしいと思える。
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  (EOS-1D MarkIII + EF70-200mm F4L IS USM)

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  (EOS-1D MarkIII + EF17-40mm F4L USM)
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by photomoments | 2009-11-12 21:38 | 建物・街・風景 | Comments(8)
2009年 11月 10日
奈良散策-2 若草山・奈良公園
前回(東大寺)の続きで、東大寺からほど近い若草山と奈良公園の写真です。

数日前にNHKで、若草山の鹿と仲良しの高校生を取り上げた番組を見たこともあって、初めて若草山に行ってみた。
山としてはそんなに雄大な山ではないと言えるのだろうが、ちょうど雲が湧き上がってくるところだったし、雄大な雰囲気を撮ってみたいと思った。
点在する人々の存在も、山の大きさを強調してくれたかもしれない。
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  (EOS-1D MarkIII + EF50mm F1.4 USM)

のんびり過ごす鹿のなかから小鹿が近づいてきて、首を上下させて鹿せんべいをねだってきた(鹿せんべい持ってないんだけど…)。
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  (EOS-1D MarkIII + EF17-40mm F4L USM)

林の中の茶屋もなかなか雰囲気がいいですね。
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  (EOS-1D MarkIII + EF50mm F1.4 USM)

奈良公園に向かって歩いていると、見上げたケヤキ(と思います)の枝先から紅葉が始まっていた。
枝ぶりの美しさもあって、カメラを向けたくなった。
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  (EOS-1D MarkIII + EF50mm F1.4 USM)

奈良公園にある新公会堂。大仏殿や唐招提寺金堂に通じるような瓦葺きの大屋根は奈良の建築的文脈を反映したものといえるだろう。
1987年に完成したこの建物は「公共建築百選」にも選ばれている。
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  (EOS-1D MarkIII + EF50mm F1.4 USM)

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  (EOS-1D MarkIII + EF50mm F1.4 USM)

※次回は奈良散策の最終回、(正確には京都府のお寺になりますが)今回の散策の一番の目的地である浄瑠璃寺です。
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by photomoments | 2009-11-10 07:14 | 建物・街・風景 | Comments(4)
2009年 11月 09日
奈良散策-1 東大寺
薬師寺の写真を先行して記事にしたが、薬師寺はこの日(11月3日)の一番最後の撮影地。
最初に訪れたのは東大寺だった。
大仏殿をただ撮っても面白くないから、南大門をくぐった後、中門の屋根越しに大仏殿の屋根を重ねてみた。
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  (EOS-1D MarkIII + EF70-200mm F4L IS USM)

東大寺はお水取りの舞台、二月堂に惹かれてしまう。だから今回も大仏殿はパスして、二月堂を目指して歩いていった。
林の中で、木の幹から芽吹いた緑に、赤い小さな葉が引っ掛かっているのが目に留まった。
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  (EOS-1D MarkIII + EF70-200mm F4L IS USM)

二月堂の魅力は、建物もさることながら、二月堂に至る石畳と階段が作り出した佇まいにも情緒を感じてしまう。
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  (EOS-1D MarkIII + EF70-200mm F4L IS USM)

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  (EOS-1D MarkIII + EF50mm F1.4 USM)

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  (EOS-1D MarkIII + EF17-40mm F4L USM)

二月堂へ昇る階段に落ちる柱の影はいつ見ても美しいと思う。
薄曇りの天候だったので、人の流れが途絶え、かつ光が射すまでしばらく待機した。
こうした陰影を捉えた撮影が最近のお気に入りかもしれない。
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  (EOS-1D MarkIII + EF50mm F1.4 USM)

列柱のような反復要素を切り取るのも(ベタですが…)お気に入りといえそう。
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  (EOS-1D MarkIII + EF70-200mm F4L IS USM)


二月堂の手水舎は苔が生えているが、ここにも一瞬光が射した。
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  (EOS-1D MarkIII + EF70-200mm F4L IS USM)
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by photomoments | 2009-11-09 07:09 | 建物・街・風景 | Comments(6)
2009年 11月 05日
薬師寺夕景
夕焼けを背にした薬師寺を、秋篠川から撮影した。
(写真はすべてEOS-1D MarkIII + EF70-200mm F4L IS USM + EXTENDER×1.4)

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CANON EOS 5D MarkIIのCMで、写真家の石橋睦美氏が
「風景写真ってのんびり構えてれば撮れると思ったら大間違いで…」と語るくだりがある。
正直なところ、スポーツ撮影じゃあるまいし、そんなもんだろうか? と懐疑的に見ていたCMだったのだが…。

数分かけて闇が迫るなか、小さな雲がフレームからなかなか消えてくれなくて、
しばらく待ってようやく雲が消え、撮影した1枚。
ほんの5秒ほどでも雲の形が微妙に変化することを、一昨日ほど真剣に見て過ごしたことはなかったと思う。

全然知らなかったのだが、国宝の薬師寺東塔は解体修理の事前調査のために足場が組まれ、祝日の一昨日もクレーンで作業が行われていた。
秋篠川に行く前に、近鉄線の西側にある大池にある薬師寺の著名な撮影スポットに行き、クレーンが立っているのを見て、思わず愕然としてしまった。
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ここから夕焼けに染まる東塔・西塔を撮ることも狙っていたのだが、クレーンが興ざめだったので即座に断念した次第。

同じクレーン作業でも、夕焼けにシルエットが浮かび上がる写真にしたら、古(いにしえ)の東塔建設時はどんな状況だったのだろうか などと、
往時に思いを馳せることができるのが不思議なところだ。
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by photomoments | 2009-11-05 00:30 | 建物・街・風景 | Comments(12)
2009年 11月 02日
練習試合:報徳学園vs社高校(後編)
(前回の続きです)
(写真は EOS-1D MarkIII + EF300mm F2.8L IS USM)

4回裏の報徳学園の攻撃から、三飛を捕球する福居選手と、三ゴロの送球を受ける安福選手。
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5回表の社の攻撃から、安福選手の遊ゴロと、森田投手の左前打。
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5回裏 報徳学園の代打 秦選手。
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報徳学園の投手は、2番手の木村投手を経て3番手 宮田投手が登板。
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7回表、中前打で出塁した福居選手が二盗を決める。
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この後二死一・二塁と追加点の好機を作るが、8番 池田選手が三ゴロに打ち取られ、得点できなかった。
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7回裏、二ゴロを処理する澁谷選手。
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8回表、社の先頭打者 柳田選手。セーフティバントを失敗した後、中前打で出塁する。
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続く1番 下村選手の打球は二塁ベース付近で谷選手にキャッチされ、柳田選手がアウトになる。
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2番 巴山選手の遊ゴロの間に下村選手が二塁に進んだが、続く3番 澁谷選手は打ち取られる。
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報徳が若干押され気味と思える試合展開だったが、8回裏に4点を挙げて逆転を果たす。
二死一・二塁から、3番越井選手が三塁線に2点二塁打を放った。
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この後二死一・三塁となり、社は笹投手をマウンドに送ったが、5番 木下選手に2点三塁打を浴びた。
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この日は3試合の撮影をしたが、社高校側には前触れもなく、突然お伺いしたにもかかわらず、社高校の皆さんにはよくしていただきました。
(乙訓高校の末常監督に、試合前にご紹介いただいたおかげです。監督、ありがとうございました)
今回初めて橋本監督・藤原部長・水野副部長にお会いすることができ(試合途中には森脇前監督にも)、本当によかったです。
また水野副部長には、撮影後バス乗り場まで送っていただいたので、本当に助かりました。
ありがとうございました。

P.S. 東京六大学野球(慶応vs早稲田)の中継を気にしながら見ていると、最終回にようやく社OBの大前佑輔選手が登場してくれました。
ライト前に見事にヒットを放った後、一塁上で感極まる姿を見て、決して思い通りではなかったであろう大学での4年間が凝縮されているのかな と思いました。
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by photomoments | 2009-11-02 01:04 | 高校野球:練習試合 | Comments(9)