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2010年 01月 30日
フォトコンテスト 入賞作品展
1月28日(木)からキヤノンギャラリー梅田にて、第43回キヤノンフォトコンテストの入賞作品展が始まりましたので、仕事から帰る途中に立ち寄りました。

自分の写真もA3判よりもやや大きめ(だと思います)で額装して展示されており、予想よりも立派なサイズだったので驚きました。

もちろん、会場内に展示されたすべての作品をじっくり見て回りました。
Web上や、賞状等と一緒に送られてきた冊子であらかじめ見た作品であっても、展示された写真を見ると新たな発見がありました。
複数の写真で構成する組写真のストーリー展開に感心したり、逆に、組写真じゃなくてその中の1枚だけで応募したほうが高く評価されるかも? と思ったり、
ただ見るだけでなく、いろいろイメージしながら、考えながら見ていました。

今回特に感心したのはネイチャー部門の作品で、計算された非常に精緻な描写の作品が多く(Web上の小さな画像ではその精密さは到底わからない…)、
Webや冊子で事前に見たときにはあまり気にならなかった写真に足を止めて見入ることしきりでした。
それはスポーツ写真撮影とはまた違う、根気と執念に裏打ちされた作品だと思います。
とにかく、大きくプリントされた写真だからこそ見えてくる世界がありました。


会場にしばし滞在していると、一人で来られたご婦人が、来るなり私の写真だけをじっと見続けていました。
それが気になって、なぜなのか聞いてみようかとも思ったのですが、さすがにそれはちょっと恥ずかしくてできませんでした。
(未だに若干気になってはいるんですが…)

また、自分の写真をしばらく見ていると、展示された嬉しさよりも、自分が撮った写真が自分のものではなくなるような、何とも名状しがたい心境に包まれてきました。
子どもが親の元から巣立っていくかのような…。
そんな心理状態になったのは本当に不思議な感覚でした。

※今回は少々手前味噌な記事になってしまいましたが、ご容赦ください…。
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( EOS-1D MarkIII + EF50mm F1.4 USM、F=2.0 )

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by photomoments | 2010-01-30 17:25 | 野球写真撮影 | Comments(18)
2010年 01月 27日
北御堂相愛コンサート
大阪・御堂筋にある北御堂で、毎月1回のペースで無料のランチタイムコンサートが行われています。
(主催:本願寺津村別院、共催:相愛大学)

以前からコンサートが開催されていることは知っていたのに、つい最近まで一度も足を運んだことがありませんでした。
先月初めて訪れてみたところ、北御堂の本堂内で行われるコンサートの荘厳な雰囲気に圧倒され、魅了されました。
まちづくりの活動等で日頃からお世話になっている相愛学園さんにコンサートの撮影ができるようにお願いし、今回撮影させていただきました。
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(EOS-1D MarkIII + EF70-200mm F4L IS USM)


大きな寺院内でクラシックコンサート という組合せは不思議な気もしますが、コンクリート造の建物ということもあり、かなりの残響も得られて予想以上に好適です。
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(EOS-1D MarkIII + EF17-40mm F4L USM)


vol.92となる今回のコンサートは、相愛高校・相愛大学を卒業された西川千紘さん(ヴァイオリン)・西川彩乃さん(チェロ)のデュオコンサート。
曲目は、 四弦誓願、 ベートーヴェン/3つのデュエット 作品37 第1楽章、 ヘンデル(ハルヴォルセン編曲)/パッサカリア でした。

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(EOS-1D MarkIII + EF70-200mm F4L IS USM)


本堂内は、演奏会の撮影を行うには光量が乏しく(見た目の印象以上に光が少なかった…)、ISO感度を1,600~2,000まで上げて撮影。
それでもシャッター速度は満足に稼げず、開放絞りがF4のレンズでは1/80秒程度。
低光量下ではオートフォーカスの合焦精度も低下するので、シャッター速度の問題もあり、モニターで等倍表示するとピントが甘くなるのは致し方ないところだろうか。
どうにも合焦精度が気になったため、1枚目に掲載した写真は、ライブビュー撮影で背面モニターを見ながらマニュアルでピントを合わせ、手持ちで撮影したものだが、
今回のような条件ではこの方法が案外有効だった。
聴衆の妨げにならないようにシャッターもサイレントモードとし、撮影のタイミングも曲のなかでなるべく目立たないような頃合いを見計らってシャッターボタンを押した。


最後に、リハーサル時の様子から。
入念に進められる真剣なリハーサルの中で時折見せるリラックスした表情が大変に印象的でした。
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 (EOS-1D MarkIII + EF50mm F1.4 USM)


この北御堂相愛コンサートはランチタイムコンサートなので、12:25~12:45の20分間という演奏会です。
お近くにお勤めの方なら、1時間の休憩時間であっても十分鑑賞可能だと思いますので、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

次回開催日は、2月25日(木)です。
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by photomoments | 2010-01-27 20:19 | コンサート | Comments(8)
2010年 01月 26日
野球部練習訪問:京都すばる高等学校硬式野球部-2
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京都すばるのグラウンドを訪れ、稲川監督と挨拶をした後でしばらくお話を伺ったのだが、その際に、今日はノックを受ける内野手を動画で撮影してほしい との話があった。
いつもはMさんが撮影するところなのだが、今回は私がMさん持参のEOS 7Dを使って初の動画撮影をすることになった。
というわけで、稲川監督から紹介されて内野手のメンバーから一斉に挨拶されたところ。
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   (EOS 30D + EF-S17-55mm F2.8 IS USM)
練習を訪れると、このように一斉に挨拶されるときがあるのだが、何回経験してもこちらのほうが緊張してしまいます…。

このとき撮影した動画はそのまま再生してもクリアな映像だったのだが、スロー再生をすればプレーの流れが本当によくわかることに驚いた。
内野手の動画撮影以外にも、投手の投球練習やトスバッティングでのバッティングフォームなど、稲川監督のオーダーに応じていろいろな動画を撮影させていただいた。
どのような写真・動画が欲しいのかを聞かせていただけるというのは、今後撮影に取り組むうえで勉強になることでもあり、非常にありがたいことだった。

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ここまではEOS-1D MarkIII(1D3)での撮影で、以下の写真は7Dに70-200mmのレンズをつけて撮影したもの。
ピクチャースタイル等の設定は自分用に変更していないこともあってか、得られた画の雰囲気はやや違う。
ちなみに、オートフォーカスは中央1点を指定し、周囲1領域の領域拡大を機能させて撮影する(=1D3で撮影する時も同様の設定)ことによって、
至近距離で大きく移動する内野手の一連のプレーにも十分追随できており、7Dの被写体の捕捉力はなかなか良好に思えた。
ただ、7Dの1,800万画素という画素数は、1,000万画素クラスの1D3のデータよりも2倍程度大きくなっていて、PCの処理能力的には少々ツラいところ…。
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   (EOS 7D + EF70-200mm F4L IS USM)

一連の撮影を終えて、稲川監督、新開部長、谷口先生、Mさんに私も交じって、焚き火を囲んでしばしの野球談議(といっても私は専ら聞き役ですが…)。
野球の奥深さを教えてくれる野球談議は非常に興味深く、写真撮影だけではない有意義な訪問となった。
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by photomoments | 2010-01-26 22:01 | 高校野球:練習訪問 | Comments(6)
2010年 01月 24日
野球部練習訪問:京都すばる高等学校硬式野球部-1
立命館宇治高校のグラウンドを後にして、次に向かったのは京都すばる高等学校だった。
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京都すばるといえば、平成19(2007)年夏の第89回京都大会で、3年生の左腕エース、中村憲投手(現広島カープ)を擁して、立命館宇治・北嵯峨・平安といった強豪校相手に快進撃を重ねた印象が脳裏に残っている。
決勝戦で京都外大西に1-2で敗れ、あと一歩のところで甲子園に手が届かなかったが、京都の公立校のなかでは上位に進出し得る学校として認知されている。

この前年、第88回大会のときまでは、現在野球部を率いる稲川監督とともに、立命館宇治の卯瀧監督が京都すばるの「総監督」だったこともあり、
テレビの実況で「京都すばるの稲川監督、卯瀧総監督…」というフレーズを繰り返し耳にした記憶がある。
(京都すばると京都外大西が準々決勝で対戦した、夏の大会らしい胸を打つ激しい試合だった)
なので、この日は奇しくも卯瀧監督つながりの学校訪問のような形になった。

※中村憲投手の学年記載、卯瀧監督の京都すばる高校在籍時期について誤りがある旨、稲川監督からご指摘をいただきました。
  (決勝戦まで進出した89回大会時、中村投手は2年生ではなく3年生で、この年には卯瀧監督は立命館宇治の監督に就任されていました。
   第88回大会の激闘と、89回大会決勝戦がともに対京都外大西戦だったため、記憶を混同しておりました。)
  私の記憶違いによりご迷惑をおかけしました。ここにつつしんでお詫びするとともに、文章を訂正させていただきます。


学校に到着した時には、グラウンドでは外野手のノックを中心とした練習が行われていた。
京都すばるのグラウンド形状は東西に長く、南北が短いため、レフト側の距離がかなり短い。
このため、グラウンド北東に位置するホームベース側からのノックはライトの選手に対して行い、レフトの選手へのノックはグラウンド北西側から行われる。
グラウンドの制約によって工夫をした練習ではあるが、部員が入り乱れてのノックになるため、ノッカーもかなり神経を遣うはずだ。

また、撮影する私にとっても、左右両方からのノックが放たれるため、どちらに狙いを定めて撮影するかが一苦労…。
加えて、両方からノックを受ける部員を撮影しやすいポジションを見つけるのが難しく、少しずつ位置を変えながら撮影した。
このあたりの感覚は、初めて撮影する球場・グラウンドで常に感じる難しさではある。

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外野手の練習がひと通り終わったところで、内野手のノック中心の練習へと移行した。
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(写真は EOS-1D MarkIII + EF300mm F2.8L IS USM)

(次回へ続きます)
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by photomoments | 2010-01-24 20:06 | 高校野球:練習訪問 | Comments(2)
2010年 01月 22日
野球部練習訪問:立命館宇治高等学校硬式野球部-3
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別メニューの練習を行っていた野手が揃ったところで、練習の内容が切り替わる。
短距離を走り終えたら腕立て伏せ、腹筋、背筋等を鍛える一連の流れを何度も繰り返し行っていく。
頻繁に練習を撮影してきているMさんは「見てみ、あれ一見ハードに見えないやろ。でもけっこうキツいで。練習に無駄がないわ」と、私に教えてくれる。

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引き続き、午前の練習の最後のメニューとなる30mダッシュ。ダッシュを20セット繰り返す。
ストップウォッチで各自のタイムを計時しているので、ゴールするまで力を抜くことはできないだろう。
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これで午前の練習は終了(といっても13時近くになっていたが)。
午前の練習を終えたところで立命館宇治のグラウンドに別れを告げ、京都すばる高校へと向かった。

(写真は EOS-1D MarkIII + EF70-200mm F4L IS USM、EOS 7D + EF-S17-55mm F2.8 IS USM)
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by photomoments | 2010-01-22 07:30 | 高校野球:練習訪問 | Comments(2)
2010年 01月 20日
野球部練習訪問:立命館宇治高等学校硬式野球部-2
ノックを受けていたのは外野手だけだったため、内野手は?と思って監督に伺うと、外野手と内野手はグラウンドと屋内でのトレーニングを交代で行っているとのこと。
そのうちに、屋内でトレーニングをしていた内野手がグラウンドに現れ、外野手と入れ替わった。
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内野手の練習は、3グループに分かれてトスバッティングを行い、それを捕球するというもの。
打者は確実なミートに徹し、守備をする相手に向けてきちんと打ち返す。
守備側も同様に、基本に徹した守備を行っていく。
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外野手のノックの時にも感じたが、1月中旬という時期もあるのだろうが、一見難しくない練習、体力的にあまりハードではない練習を繰り返し行っていく。
(むろん、ランニングなどの基礎体力作りを主眼としたメニューはハードだと思う)
基本的な動きを重視し、基本を体に覚え込ませる狙いがあるのだろう。

インタビューで卯瀧監督が、基本の大切さ、そして基本を教えることの難しさを語られているのを読んだことがあるが、
この日も私に、基本ができていなくてまぐれで捕れたファインプレーと、体の軸線の延長で捕った、基本を応用したファインプレーとは全然違うものだという話など、
基本がいかに大切かを聞かせてくださった。

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撮影する私も、一連の守備姿勢の写真が後々役立つものになるように自分なりに考えた。
トスバッティングのシフトが撮影上都合がよかったこともあり、普段は正面側から撮影するだけのところを側面からの撮影を試みてみたり、
足の運びや表情を捉えやすいと思い、一脚を短くし、普段よりも低い姿勢で撮影してみたりした。
側面からの撮影は守備の流れがわかりやすく思えたし、ひざを地面につけて撮影することで、写真的にはいい感じになったと思うのだが、
果たして役立つ写真になっているのだろうか?
ちなみにMさんはグラウンドに這いつくばって、さらに低い位置から撮影(私はそこまで思い切れなかった…)。

さまざまな機材を持っているMさんだが、この日は300mmレンズなどは車から持ち出さず、新戦力のEOS 7Dに標準ズームレンズを装着して動画を中心に撮影。
デジタル一眼レフに動画機能が付与されるようになったときは「何で動画がいるのだろう?」と思っていたが、
クリアな画質で撮影でき、滑らかなスロー再生でプレーを振り返ることができるのを見て、後々役立つ資料となるのは間違いないと、認識を大いに改めたのだった。

(写真は EOS-1D MarkIII + EF300mm F2.8L IS USM)

(次回に続きます)
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by photomoments | 2010-01-20 07:18 | 高校野球:練習訪問 | Comments(4)
2010年 01月 18日
野球部練習訪問:立命館宇治高等学校硬式野球部-1
1月17日(日)、今年最初の撮影先として訪れたのは、立命館宇治高校と京都すばる高校だった。
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   (EOS 30D + EF-S17-55mm F2.8 IS USM)

この日ご一緒させていただいた野球撮影の”師匠”Mさんと、事前に電話でどこにおじゃまするか相談したのだが、
一度私を立命館宇治や京都すばるに連れて行っておきたい とおっしゃっていただき、これまでまったく接点がなかった両校を訪れ、撮影させていただいた。

ご承知の通り、秋季京都府大会での立命館宇治は、強豪校ぞろいの一次戦を突破した勢いを駆って京都を制し、近畿大会でもベスト4に進出。
今春のセンバツ出場が有力視されている。
平安高校を筆頭に私学が強い京都において、公立校の北嵯峨、鳥羽を鍛え上げて8度の甲子園出場を果たしてきた卯瀧逸夫監督が立命館宇治を率いている。


私たちが練習場に到着したとき、グラウンドでは外野手へのノックが行われていた。
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ノックを行うのは里井コーチ。
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卯瀧監督はコーチが繰り出すノックを静かにベンチで見守っていたが、守備に問題があれば都度指摘を発する。
時に外野手を集めて、声を出し合って野手間の連携を確実に行うことの大切さ などを指導する。
野球理論と指導に定評のある卯瀧監督だけに、野球経験者ではない私にもその説明はわかりやすかった。
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監督からの指導が終わると、各自が守備位置に戻ってノック再開。
適度なインターバルでノックを中断して指示・指導を受けることにより、部員も単にノックを受けるのではなく、問題意識を持ちながら練習を行えるのだろう。
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(1枚目以外の写真は EOS-1D MarkIII + EF300mm F2.8L IS USM)

(次回に続きます)
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by photomoments | 2010-01-18 22:00 | 高校野球:練習訪問 | Comments(10)
2010年 01月 16日
そろそろ始動
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年が明けてもカメラを持って出かけることなく2週間が過ぎました…。
日曜日、野球撮影の”師匠”、Mさんと一緒に野球部の冬練習撮影におじゃまさせてもらうつもりです。
私にとっては、いわば「仕事始め」のようなものでしょうか。

今回は野球部の冬練習に初めて伺った3年前に撮影した写真を掲載してみます。
Mさんにお願いし、何校かの練習に連れて行ってもらいました。
前の年にデジタル一眼レフで野球の撮影を始め、公式戦の撮影は何度も行ってきたから、写真を撮るのはそう難しくないだろう と思っていたのに、
グラウンドの各所で同時展開する練習をどう網羅するのか、部員数も選手数より当然多く、全員を撮影できているのかどうか不安だったり(撮るからには全員を撮りたい)など、
練習の様子をどう撮影したらいいのか、その勝手がわからず、ただひたすら撮影していたことを思い出します。
また、17-55mm、100mmマクロ、300mmの3本のレンズで練習の様子をカバーするのが難しく、焦点距離70-200mmレンズの必要性を感じたりもしました。

その道十余年になるMさんの撮影から吸収したいと思うところは、単に撮影技術のような領域というより、
部員が上達するために役に立つ写真はどんなものなのかということだったり、そのための野球部員やスタッフとのコミュニケーションのとり方だったりします。
練習におじゃまして撮影するからこそ得られる・求められる写真を撮りたいと思いますが、長年の経験に裏打ちされたMさんの域に達するまでの道のりは長そうです。

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(写真は EOS 30D + EF300mm F4L IS USM、2007.3.4撮影)
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by photomoments | 2010-01-16 09:41 | 高校野球:練習訪問 | Comments(8)
2010年 01月 08日
綿業会館(後編)
綿業会館の特筆すべき点は、食堂や談話室、複数ある会議室が全く異なる様式で作られている点だ。
資料によると、異なる様式としたのは、この建物を訪れる来賓や倶楽部の会員に好みのスタイルの部屋を選んでもらえるように という
建築家 渡辺節の設計思想を反映したもののようだ。
戦前には、満州事変の調査で派遣されたリットン調査団の一行が訪れたり、終戦後には進駐軍に接収されたりした綿業会館。
海外からの賓客や軍人たちの目にはどう映ったのだろうか?

まずは1階にある会員食堂。
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ホールを上がった3階にある談話室。写真左手の壁面に貼られたタイルは、京都で焼いたタイルだとのこと。
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同じく3階にある、「鏡の間」と呼ばれる会議室。
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この会議室の手前には貴賓室(特別室)がある。
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昭和9年に首相に就任する岡田啓介や、戦後首相に就任する芦田均・鳩山一郎のほか、緒方竹虎や石井光次郎、林譲治といった大物政治家の名前も見える。
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1階ホールに面したエレベーター扉の凝った意匠にも注目してしまう。
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建物内部を巡る過程で、陰影に富んだ通路の表情を撮りたいと思った。
薄暗い廊下に灯る壁付の照明に情緒を感じたからだ。
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綿業会館の館内見学ツアーは集団で各部屋を回るので、普通に回ったのでは他の見学者が写真に写りこんでしまう。
だから私は最後尾で見学し、各室から人がいなくなったら撮影を行った。
なので構図を考える時間もほとんどないし、当然ながら三脚も使えないので手持ちでの撮影。
ISO感度を上げてもレンズの開放F値が3.5なのでシャッター速度もあまり稼げない など、撮影には厳しい条件だった。

最後に、綿業会館で撮影した写真のなかで最もお気に入りの1枚。
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豪華な意匠を施した部屋はもちろんよかったのだが、ホールに面した通路に強い魅力を感じてしまった。

(写真は EOS 30D + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM)
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by photomoments | 2010-01-08 01:01 | 建物・街・風景 | Comments(8)
2010年 01月 06日
綿業会館(前編)
今回は、今年最初の記事で掲載した「綿業会館」についてアップします。
昨年10月に建物見学会に参加した際に撮影した写真です。いきなり前回記事と同じ写真で恐縮ですが…。

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綿業会館は、昭和初期に設立された日本綿業倶楽部が建設した建物で、昭和6年の竣工。
東洋紡績の専務だった岡常夫氏が当時の金額で100万円を寄付し、業界からの50万円の寄付と合わせて150万円の予算で建設した とのこと。
150万円といっても貨幣価値がピンとこないが、(よく聞く喩えで)同時期に建設された大阪城の復興天守閣がおよそ50万円と言われていることから、
この建物が大阪城天守閣の3倍にもなる破格の工事費で建設されたことになる。
また、当時日本の主要産業であった繊維・紡績業が、これほどの建物を作る力を有していたこともわかる。

設計は渡辺節。渡辺は以前掲載したダイビルの設計も手がけている。

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地上7階建の外観は、基壇部と中層部、頂部の三層構成。華美に走りすぎず、といって単調でもないところが秀逸だ。
中層部・頂部の外壁タイルは、スクラッチ面状のタイルを縦横に貼り分けることで、表情豊かな外観を生み出していると思う。
窓廻りの意匠も階ごとにアレンジが施されていて、単調にならないように配慮されている。
私は朝の通勤時に綿業会館の前をよく歩くが、季節・時間によっては朝の太陽光が斜めから射して、タイルの陰影が強調されて非常に美しい。
この写真で見えるタイルの色が一部くすんでいるのは、空襲による影響のようだ。
辺りが焼け野原になったなかでも綿業会館にはほとんど被害がなく、現在に至っている。

ちなみに、南側は備後町通、西側は三休橋筋というあまり大きくない通りに面している綿業会館なので、引きが取れなくて建物外観を撮影するのは難儀する。
(この時は外観をきちんと撮影していなかったので(ハナから撮影することを忘れていて…)、上に掲載した外観の写真は2年ほど前に撮影したものです)

1枚目の写真は正面玄関側から写したもので、この正面玄関を入ると、下の写真の通り、シャンデリアが吊るされた格天井の風除室がある。
会員制クラブハウスとしての建物の格式を雄弁に主張していると思う。
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風除室を抜けると吹抜けのホールに行き着く。迫力ある中央の像は、100万円を寄付した岡常夫氏の像。
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ホールに面する階段は中央に踊り場があり、空間形成にも大きく寄与する印象的な階段。
階段の上り口は上部にアーチが架かっていて、アーチをくぐって階段を上る際に、視界が開ける「抜け感」のようなものを感じる。
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階段を上がりホールを見ると、中央のシャンデリアが際立って見える。
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壁と壁の間からシャンデリアの姿をとらえてみた。
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(写真は EOS 30D + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM, 2枚目のみEOS 30D + EF-S17-55mm F2.8 IS USM )

(後半へ続きます)
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by photomoments | 2010-01-06 21:28 | 建物・街・風景 | Comments(2)