2009年 12月 13日 ( 1 )

2009年 12月 13日
海の博物館(三重県鳥羽市)
先週末、会社の旅行で三重に行きました。
ゴルフをするグループと観光をするグループに分かれて行動したのですが、基本的にゴルフをしない私は観光組です。
観光組はたまたま建築設計をするメンバーばかりになったため、鳥羽にある「海の博物館」に行くことになりました。


海の博物館は鳥羽駅からパールロードを車で20分ほど走った場所にあり、交通至便な立地とはとても言えないが、
日本建築学会賞を受賞するなど、建築の世界では著名な建物。
1992年竣工ということで、日本がバブルに沸いていた時代に土着的な趣の建物を作ったことになる。
当時は工事費単価も高かったはずだが、この博物館は非常にローコストで完成したとのこと。
設計は建築家 内藤廣。
この建物で一躍名を上げて、いまや建築の領域を超え、東京大学大学院工学系研究科の社会基盤学(以前は土木工学)教授だ。

b0170881_14564371.jpg

b0170881_14581776.jpg


海の博物館は、水産業や海運業など、人と海のかかわりに関する諸資料を収集した博物館で、
展示物も海産物や漁具・民俗的資料にはじまり、漁船や潜水艇まで、本当に多岐にわたる。
b0170881_1571477.jpg

b0170881_15203444.jpg

b0170881_1572331.jpg


屋根材は塩害を考慮して日本瓦葺とし、外壁も木材。
現代的な素材を使わないほうが永続的な建物が実現するというのは皮肉な事実でもある。
b0170881_1538299.jpg


瓦屋根を支えるアーチ構造は集成材によって作られていて、緩やかな曲線の美しさが印象的。
b0170881_15335740.jpg
b0170881_1534598.jpg


最後に見た収蔵庫は屋根架構が木造ではなくPC(プレキャストコンクリート)によるアーチ構造。
無柱の大空間の中に数十艘の漁船が所狭しと並べられて、なかなかに壮観だった。
b0170881_15431258.jpg
b0170881_15432118.jpg


(写真は EOS-1D MarkIII + EF17-40mm F4L USM、EF50mm F1.4 USM、 EF70-200mm F4L IS USM)
[PR]

by photomoments | 2009-12-13 16:20 | 建物・街・風景 | Comments(4)